日光駅を西へ約30キロ、いろは坂を越えると中禅寺湖にでます。
奥日光とは、この中禅寺湖から群馬県境までの大きなエリアを指しています。
奥日光といえば、代表的なのが戦場ヶ原。
戦場ヶ原は交通の便が良いのに加えて、標高1300メートル、約400hrの面積のほとんどがほぼフラットであることから、とても歩きやすく、年齢を問わず多くのハイカーに愛されています。
花の小田代ガ原
スノーシュー以来縁のなかった小田代ガ原を4ヶ月ぶりに訪れました。
遅い春が来て雪が解けると、森はいっせいに活動するようになります。
今まで雪の下で眠っていた植物は芽吹き、再び雪で覆われる日まで、活動は止むことがありません。
もっとも盛んなのは、6月から8月にかけてでしょう。小田代ガ原は高原特有の花で、一面埋め尽くされ、お花畑となります。
今回は、そのお花畑を見るために訪れましたが、花音痴の私が確認しただけでも20数種。その中で、私が名前を知っている花だけを写真で紹介します。
 →Hiking manual
刈込湖・切込湖
全行程約8キロ、高低差200メートル。起点と終点にバス停があることから、アクセスもよく人気のあるコースです。
冬は深い雪に閉ざされますので、歩き始めは雪解けの始まる4月下旬からになります。ただし、新緑や花にはまだ早く、本格的に楽しめるのは5月下旬から紅葉が終わる10月いっぱいというところでしょうか。
11月になると相当寒くなり、12月に入ると雪がちらつき始めますので、それなりの装備が必要になります。
 →Hiking manual
白根山
関東以北では最高峰、標高2578メートルを誇る白根山は、日本百名山のひとつに数えられ、群馬県・丸沼から登れば2000メートルまでゴンドラで一気に上がれるということもあって、とても人気があります。
登山口は丸沼、菅沼、湯元と多彩ですが、それぞれのおもしろみが味わえるので、毎年登ってもけっして飽きることのない名峰です。 
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Hiking manual(2002.10.02)
 →Hiking manual(2004.05.19)
 →Hiking manual(2006.05.24)
大真名子山/小真名子山
男体山と女峰山に挟まれたこの2つの山は、父である男体山と母である女峰山の子供と例えられ、その存在はどうしても薄くなりがちです。
しかし、両山とも標高は2300メートル以上を誇り、父や母にも負けないほどの逞しさを持つ山であることに、実際に登って初めて気がつきます。
ルートの険しさは両親以上だし、展望は絶筆に値するほど素晴らしい。日光の山の中では五指に入る山ではないでしょうか。
 →Hiking manual(2004.6.16)
男体山
男体山は言わずと知れた、日光を象徴する山岳信仰の山です。
二荒山神社の所有物であるため、コースのあちこちに鳥居や祠があるし、頂上には神像があったり、信仰の山そのものを感じます。
標高は2484メートル。登山口である二荒山神社の標高が1280メートルなので、じつに標高差1200メートルの本格的な登山ということになります。
五合目まで樹林帯、その先七合目まではガレ場、さらに八合目から頂上までは火山礫と、コースの変化は楽しめますが、あまりの急勾配に、歩いているよりも休憩の時間の方が長いほどです。その分、頂上に達したときの気分は、景色の素晴らしさもあって達成感でいっぱいです。
 →Hiking manual
女峰山

はたして、女峰山を奥日光のエリアに入れてよいものかどうか、迷いました。
奥日光とは、中禅寺湖から奥、戦場ヶ原や小田代ヶ原、湯元あたりを指しますが、女峰山はもっと霧降高原に近く、直線距離でいえばペンションから7.5キロ。
方角も、奥日光はペンションの西に位置するのに比べて、女峰山は北西。むしろ、霧降高原に近いのです。
しかし、霧降高原に入れるにしても、その標高(2483メートル)からいって、高原歩きというには不釣り合いなほど高く、完全な登山になります。
さんざん迷ったあげく、今回私がアプローチとして選んだ、裏男体・志津が奥日光であることから、女峰山を強引にも奥日光に入れてしまいました。
 →Hiking manual

赤岩滝

ハイキングコースにない場所、そこを歩くには勇気を必要としますが、目的地に到達したときの喜びは格別です。
昨年、日光パークボランティアの研修に参加した際、日光でも聞き慣れない地名を耳にしました。
“地図に載っていないコースなので迷いかけた”、“熊を見た”、 “実に見事な滝だった”、実際に赤岩滝を訪れた人の声を耳にして、さっそく地図で調べたところ、それはありました。
中禅寺湖に注ぐ柳沢川を、柳沢林道に沿って上流へと進み、林道が尽きたところから今度は沢づたいにさらに進むと、たしかに「赤岩滝」があります。
標高1700メートル、群馬県境までわずか約2キロ。地図上には、川であることを示す細い一本の筋があるだけで、林道から先ハイキングコースは見あたりません。
しかし、人がこの地を訪れていることは確か。

私も地図で地形を把握したり、インターネットで情報を収集したり事前の準備を整え赤岩滝行を決行しました。
 →Hiking manual(2004.5.31)
 →Hiking manual(2004.6.2)

戦場ヶ原
広さ400hrの広大な湿原地帯で、ハイキングコースの多くが湿原の上に敷設された木道になっています。
湿原は数回踏まれただけでその回復に数年かかるといわれるくらい、とてもデリケートな性質があることから、木道は湿原を保護するための重要や役割を果たしています。
コースの大部分はこの木道を歩きますが、全体にわたってほぼフラットなので、お子様からご年輩の方まで、普通の体力さえあれば歩けます。
代表的なコースが、バス停「光徳入口」から入って泉門池を経由し、次に湯川に沿って青木橋へ出て、それから赤沼茶屋へ抜ける、約1時間40分ほどのコースです。
途中、ベンチがある泉門池か青木橋が休憩のポイントになります。いずれも湯川を眺めながら休憩できるのでお薦めです。
小田代原
「貴婦人の樹」とよばれるシラカンバで有名なエリアです。
アプローチは光徳入口からと、赤沼茶屋からの二通り。
小田代原そのものは60分ほどで一周できるくらい、それほど広くありませんが、その開放的な景色は歩くほどに人を魅了します。
一周するにはカラマツの樹林を歩きますが、春の新緑とキラキラと金色に光る秋の紅葉時期は、小田代ヶ原に彩りを添えます。
一周すると目につくのが、雷に打たれて根本からぽっきり折れたカラマツの大木です。黒こげになった折れ口が、雷の恐ろしさを教えてくれます。
赤沼茶屋から小田代原まではバス(低公害型ハイブリッドバス)が走っているので、景色を楽しむだけなら、歩くことも必要ないくらい便利なエリアです。
バスはどこででも乗り降りができますので、とても便利です(300円)。
マイカーの方は、赤沼茶屋に無料の大きな駐車場があります。
西ノ湖(さいのこ)
どうせ小田代原まで行く計画なら、もう1時間ほど早く出発して、西ノ湖(このページの写真)まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
元は中禅寺湖の一部であったとされる西ノ湖は、1982年に朝日新聞社「21世紀に残したい日本の自然100選」にリストアップされました。
写真で分かるとおり、水面が葉を付けた樹木の根本まであるという、とても不思議な光景が見られます。
絶えずこのような景観というわけではなく、ときには水が引き、小さな池のようになってしまうこともあるそうです。
その仕組みの説明は別の機会に譲りますが、いずれにしても神秘の湖、西ノ湖はぜひともご覧いただきたい、奥日光の自然の一つです。
 →Hiking manual
光徳牧場
戦場ヶ原の北側から国道を逸れて1500メートルほど進むと、左手に木の柵に囲まれた小さな牧場があります。
ウマと牛が数頭放牧されているだけなのに、とても牧歌的な雰囲気をかもし出すのは、ここが回りの景観と調和し、奥日光ならではの景色だからでしょう。
歩くといっても、特にゴールがあるわけではなく、目的を持たず、ただぶらぶらと散策するのが一番ピッタリくるような環境です。
牧場に隣接した売店では、ソフトクリームを買う人の行列ができます。

マイカーの方は、牧場の向かいに無料の大きな駐車場があります。

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